スマホやパソコンが生活の中に浸透したことで、字を書く機会が減ったという人も多いだろう。字が汚くて悩んでいる人にとっては助かる状況だといえるが、その一方で「字が汚いのは個性」という考え方が、ネット上で話題となっている。

きっかけとなったのは、NEWSポストセブンに掲載された「字が汚いのも大切な個性、劣等感持つ必要なし」という記事だ。そのなかで、日本筆跡心理学協会会長の根本みきこ氏は「字は1つのセンスにすぎず、きれい、汚いは関係なく、自分の字のクセをどう生かすかが大切なんです」と、“汚文字”は一概に損ではないと説明。さらに、医学博士の米山公啓氏も「字が汚いのも大切な個性。劣等感を持つ必要はありません。脳科学の観点からも汚い字を書く人ほど型にはまらず、発想が自由といえます」と、むしろ字が汚いことがメリットにもなりうると話しているのだ。

字が汚くても何の問題のないというこれらの意見に、Twitterでは、

“うちの次男もメチャ字が汚なくて、たまに解読不可なレベルがとても悩ましいのだが、この記事読んでちょっと救われた気がした(笑)”
“人の汚い字は嫌だが癖字は好き。臨書したら興奮する。”
“俺の周りも頭いい奴は皆字が汚い。 字をキレイに書け!とか未だに言われるがそれだったらワードで書いたのを提出させろ!って感じ。”

など、ホッとしている人も少なくないようだ。しかし、

“いや個性と開き直らず綺麗に書く努力はしろよ。それを他人が目を通す場合汚すぎて読み間違えたら思わぬ不利益を生む場合もあるんやで。”
“個性と言えば聞こえゎ良いけど。。。 社内の筆記テストで読めない汚い字ゎ無条件に×にするよ。。。 大人だしテストだから,丁寧に書こうよって思う。”

など、字が汚いと文章の内容も伝わりづらく、デメリットが生じる可能性が高いと指摘する声も。また、

“字が汚いのも個性、恥じる必要が無い いや、恥じろよ汚いのは。 せめて、ゆっくり丁寧に。 伝達手段よ?他人に読みにくいって暗号書いてるんじゃないのよ。”

と、少なくとも字を“丁寧に書く”努力は必要なのではないかという意見もあった。

たしかに、字が汚くても劣等感を持つ必要はないかもしれないが、だからといって自分しか読めないような字でいいかと言われれば難しいところ。誰かに読ませる字であれば、丁寧に書いたほうがいいのかもしれない。
(小浦大生)

■関連リンク
・字が汚いのも大切な個性、劣等感持つ必要なし - NEWSポストセブン
http://www.news-postseven.com/archives/20170918_613271.html
・「字 個性」での検索結果 - Yahoo!検索(リアルタイム)
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p=%E5%AD%97+%E5%80%8B%E6%80%A7