恋人への違和感…「ここが合わない」ポイントは結婚後にどう変わる?

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恋人に対して「ここが合わないな」と感じることってありますよね。
でも、好きだからちょっとくらいの違和感は許せてしまったり、あえて気にしないようにしたりしているのでは?

実は、はじめはそう思えていたのに、結婚後に許せなくなることってあるんです。

今回は、交際中のパートナーへの違和感が、結婚後にどのように変化していったか、筆者(バツイチ再婚)の経験と主婦仲間の意見をもとにまとめてみようと思います。

◆なんでも疑う性格=慎重ではない


知人の体験談になりますが、彼女は何でも疑ってかかってくるご主人にうんざりしているそう。

結婚前から疑い深い面は見えていたものの、当時は慎重な人だな、しっかり者だなと思っていたそうです。
でも、長い時間を一緒に過ごすようになると、単なる批判屋ではないかとまで感じるようになったと語ります。

その傾向は、こんなエピソードから感じられたそうです。

ちょっと具合が悪くなり、病院で薬を処方してもらった時のこと。今の時代は携帯でなんでも調べられますよね。
処方された薬を検索した彼は「その症状にこんな薬を出すなんて、金儲けのための過剰処方だ」と言って、ドクターを批判したとか。

いくらネットで調べられるとはいえ、こっちは医学的なことに関して素人。医師の処方については薬剤師も確認するので、明らかにおかしかったら薬剤師が確認をとるでしょう。

知人いわく「それを聞いて、素人が何を言うの?と思ったし、ちょっと勢いに引いちゃった。あの頃からクレーマー気質だったな」とのこと。

それ以外も日常的に「その情報はどこが発信源なのか」としつこく聞いてくるそう。「本で読んだ」「テレビで学者が話してた」と伝えても、「この著者はどうの」「あの学者は…」と難癖をつけるそうです。

自身の納得したもの以外は、認めたくないのでしょうか。育児方針などでももめそうで心配になります。

◆店員への無礼は家族にも向けられる


ありがちですが、わたしは自身の経験から。お店で店員さんへ無礼な態度をとる人は、結婚後に家族に対して同じような態度をとる、というのは本当です。

前夫は外食や買い物に行くと、明らかに年上のベテランっぽい店員さんであっても、タメ口は当たり前、横柄な態度をとっていました。

正直、一緒にいて気持ちがいいものではなく、すみませんと頭を下げることもありました。

家族に対しても、もちろんそんな感じ。何事もやってもらって当たり前、感謝の言葉など一切なく、非常に不愉快な思いをしました。

今となってはそんな男と結婚するものではないとわかりますが、若気の至り。反省しています。
初対面の人に対して丁寧な対応をできるか、できないかは、よくチェックしておくべきです。

◆誰にでもオープン=社交的ではない


若い頃から顔が広く、友人がたくさんいるご主人と結婚した友人の意見ですが、オープンな付き合いができるからといって、社交的とは呼べないとのこと。
社交的な大人とは、適切な距離感、節度などのマナーがあってのことではないかと言うのです。

ご主人は学生時代から多くのイベントに参加し、明るい性格ゆえ集団の中心にいるような目立つタイプだったそうです。
男女問わず知人がいるため、結婚式に呼ばれる機会も多く、若い頃はそんなご主人が自慢でもあったよう。

しかし、新しい縁は次々にできるけれど、その分、途切れていく縁も多いことに、結婚後に気づいたとのこと。その原因は「仲良しの押し売り」にあると分析しています。

例として、友人が自分の友達夫婦をご主人に紹介したら、自分も同じ年月の付き合いがあったかのような距離感で接したとか。そして、あれこれ口を出したり質問攻めにしたりするため、友人夫婦は苦笑いを浮かべていたという経験があったそうです。

他の人たちにも同じようにフレンドリーシップを発揮し、距離感がないため、付き合いに疲れを感じて離れていく人が一定数いる様子。
いきなり下ネタも飛び出すこともあるようで、現在、しつけの最中らしいです。

◆交際中の違和感は結婚後もなおらない


上記以外だと「金銭感覚の違和感」については、ちゃんと考えたほうがいいという意見が複数出ました。独身時代に金遣いの荒かった男性は、結婚後も浪費し続けると思ったほうが疲れません…。

また、「実家大好き具合」についての違和感を挙げる女性も。実家大好きな旦那さんは、育児が始まると、自分の親の意見を優先しがちなので注意が必要です。

主観ではありますが、交際中の違和感は、結婚後になおると思わないほうが無難でしょう。その違和感が、生涯にわたり許せる範囲か否かが、決め手になるのではないでしょうか。

ライタープロフィール


saki
たまに毒舌なコラムニスト。一度ハマるとどっぷり浸かるB型アラサー。アロマとコーヒーと舞浜の某レジャースポットをこよなく愛しています。