「壮絶だったCL準々決勝!ベストイレブンはこの11人だ!」

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どの試合も非常に見応えのあるものだったUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝。

ここでは、『Squawka』による「準々決勝でのCLベストイレブン」の面子を見てみよう。フォーメーションは4-3-3。

GK:マヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)

レアル・マドリーとの1stレグでは、10ものセーブ数をマーク。これはノイアー史上CLでの最多セーブだった。

2ndレグでも6つのセーブを見せた。さすがというところを示した絶対守護神だが、左足の骨折が判明。彼の今シーズンは終わってしまった。

RB:ダニ・アウヴェス(ユヴェントス)

バルセロナとの2ndレグにおいて、最も多くのチャンスを作り出していたのは彼だった。古巣対戦において、平均9回の守備的アクションも記録。これを上回ったのはCB陣のみ。

CB:レオナルド・ボヌッチ(ユヴェントス)

パス出しに非常に長けたボヌッチだが、バルサとの2試合において平均11度の守備的アクションを記録。特に2ndレグでは15回をマークしており、これは準々決勝の試合においてNo.1の値だった。

CB:ジョルジョ・キエッリーニ(ユヴェントス)

バルサが誇る破壊的攻撃陣を相手に、自陣のファイナルサードでのデュエルの勝率は52%をマーク。さらに、3-0で相手を葬った1stレグでは、貴重なゴールまで決めた。

LB:マルセロ(レアル・マドリー)

バイエルン相手の2試合で10度のチャンスを演出。これはマドリーにおいてトップの数字だった。

特に2ndレグは絶品の出来。クリスティアーノ・ロナウドのゴールをアシストしたほか、ドリブル突破も10回中9回成功させた。

DM:サミ・ケディラ(ユヴェントス)

バルサとの1stレグでは、チームトップとなる3回のインターセプションを記録。かつての宿敵相手に広範囲をカバーしてみせた。2ndレグではDFラインの前で防御壁となり、4度のクリアを記録。全体では9回のタックルを決めるなど、セリエA王者のエンフォーサーとなっていた。

CM:サウール・ニゲス(アトレティコ・マドリー)

ディエゴ・シメオネ監督のもとビッグゲームでまたも大仕事をやってのけた。レスター相手に敵地で唯一となるゴールを叩き出し、チームの準決勝行きを決定付けたのだ。

とはいえ、インパクトを残したのはゴールだけではない。2試合で計13度の守備的アクションを記録。2ndレグではCBホセ・ヒメネスがボランチとして起用されたが、これはMFとしてチームトップの数字だった。

CM:ミラレム・ピャニッチ(ユヴェントス)

ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のプレーメイカーは、1stレグではアシストをマーク。敵地での2ndレグでは、バルサの中盤を抑えるために物凄いハードワークを見せた。6度のタックル、5回のインターセプション、3度のクリアを記録したのだ。

RW:パウロ・ディバラ(ユヴェントス)

2ndレグではおとなしかったが、1stレグでは出色の出来だった。3点のうち2点を叩き出し、バルサに決定的なダメージを与えた。

また、カンプ・ノウではパス成功率88%をマーク。バルサ相手に大逆転を献上したPSGの選手たちに、どうボールをキープするのか、どうプレッシャーから逃れるのかを教えるかのようなものだった。

CF:キリアン・エンバッペ(モナコ)

どこから触れよう?自身初めてのCLの決勝ラウンドにおいて、4試合連続ゴールを決めた初の選手になったエンバッペ。また、CL準々決勝の2試合で得点を決めた最年少選手にもなった。

10回中6度のドリブル突破にも成功し、枠内シュート率は80%、決定率は60%を誇った。

LW:クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー)

バイエルンとの2試合において計5ゴールをもぎとり、ついにCLでの通算得点数が100に到達。欧州のコンペティションにおいて、1試合で3点以上とった試合数が多いのはライバルであるメッシだけだ。

また、ロナウドは5度の守備的アクションにクリアも3度記録。パス成功率も91%をマークした。