リリーフカーとして提供される「日産リーフ」(日産自動車の発表資料より)

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 日産自動車は29日、プロ野球の横浜DeNAベイスターズとの新たなスポンサーシップとして、2017年シーズンより横浜スタジアムへ同社の新広告看板を掲出し、電気自動車「日産リーフ」をリリーフカーとして提供することを発表した。

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 今回掲出する看板は、横浜スタジアムのセンターカラービジョンの上に掲げ、1998年以来、約20年ぶりに同社が横浜スタジアムの地に帰ってきたことを「電気自動車は、技術の日産。」と表現する。スタジアムに新設された照明塔看板には、「横浜生まれ」、「一台入魂」の文字も刻み、日産とベイスターズが、横浜から日本、そして世界へ羽ばたいていく姿勢と、それぞれに関わるすべての人達が一台一台、一球一球に込める熱い想いを表現したという。

 リリーフカーとして提供される「リーフ」は、2010年の発売以来、グローバルでの累計販売台数は26万台に達し、世界トップの販売台数を持つ電気自動車だ。神奈川県内の追浜工場で車両組み立て、座間事業所でバッテリー製造を行っているが、横浜では、日産横浜工場で主要部品であるモーターを製造している。

 スポンサーシップ発表の式典に参加した日産の星野朝子専務執行役員は、「日産の創業の地である横浜の象徴ともいうべき横浜スタジアムに戻って来たことを大変うれしく思う」とコメントしている。