デザイナーブランドの服や靴を買い与える母(出典:http://www.mirror.co.uk)

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一流ブランドの服や靴が好きで、子供にも高級ブランドの服装をさせているのは昨今、セレブだけではないようだ。スコットランドのグラスゴー近郊に住む母親も愛娘にかけるお金は惜しまない。その娘は言葉もまだ十分に話せない生後8か月なのだが…。

英紙『Mirror』や『Daily Record』が伝えたところによると、英スコットランド・グラスゴー近郊のステップスという小さな町に暮らし、犬のトリマーを職業にしているローラ・ライトさん(30歳)はドルチェ&ガッバーナにクロエ、マーク・ジェイコブス、クリスチャン・ルブタンなどの高級ブランドが大好きだ。

ローラさんは出産前、一流デザイナーのブランド品で身を固めていたという。しかし娘のエラちゃんが生まれると「可愛くさせたい」という熱意に目覚め、現在では自分の衣類はZARAで購入し、代わりにエラちゃんにせっせとお金を費やしている。

エラちゃんはまだ生後8か月でありながら、すでにクローゼットはデザイナーブランドの服や靴で溢れている。エラちゃんのために購入する一流ブランドの費用は月におよそ400ポンド(約56,000円)で「成長してすぐに小さくなってしまう」ため、月に2着だけ新しい服を購入しているそうだ。

エラちゃんに購入する服はあくまでも普段着として着せており、高級ブランドであってもお出かけ用ではないために「娘が服をチョコレートで汚してしまっても全く構いません」とローラさんは言う。しかしながら「高級なデザイナーブランドの服も、ハイストリート系の服と質はあまり変わらないわ。洗うと質は落ちるし。私は見た目が好きなだけよ」と語る。

豪華な蝶の装飾がかかと部分に施されたソフィア・ウェブスターの靴をお揃いで履いて見せるローラさんとエラちゃんは、まるでセレブの親子のようだ。このデザイナーの靴は大人用が500ポンド(約70,000円)で、エラちゃんの子供用は100ポンド(約14,000円)だったそうだ。ローラさんは「ルブタンの靴もお揃いで持っているの」と明かす。

ローラさんの夫ロバートさん(30歳)は、水道やヒーターなどの修理や取り付け工事をするエンジニアで、妻が娘に高級ブランドを買い漁ることにはまるで興味がなく、ローラさん曰く「口出しもせず気にしていない」とのことだ。

夫の給料や、現在産休中ではあるが自分の稼いだお金を使って高級ブランドを購入しているローラさんは「誰を傷つけているわけでもないし、借金をしているわけでもありません。私は楽しんでやっているだけ。娘に可愛い服を着せて褒められたりするのが嬉しいし、娘に可愛い格好をさせるのが大好きなんです。私の母は『バカバカしい』って言ってますけど」と語っている。

自分たちのお金で楽しいと思えることをしているのだから、誰に批判される筋合いもない。そうローラさんは述べているが、このニュースを見た人からは「子供はおもちゃじゃない」「子供がかわいそう」「8か月なんてまだ何もわかっていないじゃない。甘やかして子供の人生をダメにしているわ」「私だったら将来子供に必要な時のために備えて貯金するわ」という批判の声も多い。しかしながら「彼女のお金だもの。どう使おうと大きなお世話」とローラさんの意見に同意する声も寄せられている。

出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)