13日放送の「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)で、歌手の青山テルマが、幼少期に日本と米国で味わった辛い人種差別を明かした。

番組では「強い女性は幸せなのか? 2時間SP」と題して、青山の波乱万丈なこれまでの人生を振り返った。

青山はトリニダード・トバゴ人の祖父を持つクォーター。2歳のときに両親が離婚したという青山は、奈良県の田舎町で母親と二人で暮らし始めたが、そこで壮絶なイジメにあう。

「小さいときは辛かった」と語る青山は、同級生と肌の色が違う理由で「黒人」「ゴリラ」など、差別発言を浴びせられ続けた。さらに「テルマって黒人だから、将来心配だよね」「テルマちゃんてブサイクだよね」など日常的に言われたというのだ。

この状況を打破するため、青山と母親は奈良から大阪のインターナショナルスクールに往復う4時間かけて通うことに。しかし、年間200万円という高額な学費が払えずアメリカに移住することとなった。

ところが、米国の学校では、今度はアジア人としてイジメを受けた。当時を青山は「ガンガン無視されるし。辛かったむちゃくちゃ。日本に帰りたかったもん」と、思い返す。その一方で青山は、教会の聖歌隊に参加してゴスペルを学んだ。

青山は「私は歌があってよかったよね。それがきっと逃げ道だったんだと思う。だから絶対日本でデビューするって決めたの」と、イジメに挫けず歌手への道を決意したそうだ。

15歳で日本に帰国した青山は、歌手のオーディションを受けながら、自ら学費を稼ぎ、学生と歌手活動を両立させた。そして、大学1年のときシングル曲「そばにいるね」が大ヒット。その当時の青山はまだ、築100年のボロアパートに暮らしていたということだ。

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