8日、フジテレビ「ユアタイム」では、8夜連続放送企画「プロ野球選手が選ぶNo.1は!?」を放送。5回目となる今回は、プロ野球選手100名が選ぶ「バットコントロール部門」の結果を発表した。

3位:坂本勇人(巨人)
セ・リーグでは初となるショートで今季の首位打者に輝いた坂本が、12票で3位に。中日・田島慎二は「崩されても芯で捉えている」といい、広島のエース・野村祐輔も「インサイドをフェアにする技術」を絶賛。また、中日・吉見一起は「投げていて、今までの坂本とは違う印象を受けた」、同じく大野雄大も「去年、一昨年よりも、外の落ちる球を拾っている」と、これまでとは違う坂本の技術的な成長を称えた。

2位:川端慎吾(ヤクルト)
12球団最小の三振数を誇り、なおかつ3年連続で3割を打っている、昨年の首位打者・川端慎吾が16票で2位。DeNAのクローザー・山崎康晃は「逆方向の打球が本当に綺麗」と褒め、チームメイトの坂口智隆は「弟子入りしたいなってくらい、一緒にやって思った」と語っている。

1位:角中勝也(ロッテ)
打率.339でパ・リーグの首位打者に輝いた、角中勝也が25票を獲得して1位となった。楽天・美馬学は「めちゃくちゃ打たれてますから。どうやったら抑えられるのか」と呆れたように話すと、ソフトバンク・千賀滉大も「頭付近のボールを打たれて、この人スゲーなって」と絶賛。ロッテ・石川歩は「変な球をヒットにしちゃうので変態です」と冗談交じりに語った。

また、発表の途中には、7票で5位に入った日本ハム・中島卓也に関する他選手のコメントも紹介された。際どいボールをカットする技術の高さで知られる中島。そのバッティングスタイルについては、ヤクルト・石川雅規も「何とかはやく前に飛ばして」と苦笑い。宮西尚生も「試合前の打撃練習でもファールしか練習してない」と明かした。