4日、斉魯晩報によると、山東省泰安市の病院で心温まる一幕があった。

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2016年11月4日、斉魯晩報によると、山東省泰安市の病院で心温まる一幕があった。

2日夜、市内の解放軍八十八医院の産婦人科で、女児を出産した29歳の付(フー)さんが大量出血で危険な状態に陥った。同病院には付さんと同じO型の血液が不足しており、家族や親せきの献血では到底足りなかった。そこで、付さんの家族や友人がネット上で状況を報告し助けを求めると、深夜にもかかわらず48人もの市民が献血に訪れ、18リットルのO型の血液が集まったという。

タクシードライバーの楊(ヤン)さんは、「ラジオで聞いてすぐに病院に向かった。400ミリリットル献血したよ」と語り、SNSで知ったという53歳の猛(モン)さんも、「ささやかな好意で命を救うことができるなら喜んで」と病院を訪れた。

ずっと病院で付き添っていた付さんの祖母の友人は、「知り合いではない人が大勢献血に来てくれた。(付さんの)お母さんとお婆ちゃんは、献血に来た人に何とお礼を言っていいかわからず、ずっと土下座をしていた。体調が悪かったのか、献血後に倒れてしまう人もいた」と当時の状況を語った。治療を受けた付さんは出血が止まり、容体も安定したという。

病院関係者によると、血液が十分に足りたことを市民に伝えたものの、翌3日にも3人が献血をしに訪れた。家族は市民の温かい行動に感動し、メディアに対して「皆さんを通じて、協力してくださった方々に心からの感謝を伝えたい」と話したという。(翻訳・編集/北田)