サッスオーロ会長、人気銘柄ベラルディの残留に期待「私は彼の大ファン」

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 サッスオーロのジョルジョ・スクインツィ会長が、イタリア代表FWドメニコ・ベラルディの去就についてコメントした。22日、イタリアメディア『calciomercato.com』が報じている。

 現在21歳のベラルディは今シーズン、セリエA29試合に出場して7得点を記録。3シーズン連続でチームのトップスコアラーになっている。昨夏にユヴェントスから完全移籍を果たした同選手だが、アトレティコ・マドリードやインテル、そして古巣ユヴェントスなどからの関心が伝えられていた。

 同メディアによれば、スクインツィ会長はベラルディの去就について「彼がどこに行くのかわからない。この問題は私たちの手から離れている」とコメントし、選手の将来が不透明であることを明らかにした。

 ユヴェントスが買い戻しオプションの行使に興味を示していることについては「ユヴェントスが欲しがれば、買い戻すことができる。我々はすでに合意に達しているからね」とコメント。また、インテルも獲得に関心を寄せていると噂されているが「インテルは、彼を買うだけの資金を持っていないと思う」と否定的な意見を述べている。

 今シーズンのリーグ戦で6位と躍進し、ヨーロッパリーグへの出場も決定しているサッスオーロ。スクインツィ会長は「彼が残ってくれたら嬉しい。私は彼の大ファンだからね」と、来シーズンに向けてエースの残留を期待している。