掲載:M-ON! Press

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昨今、即興の日本語ラップで勝負する「MCバトル」をテレビ向けにアレンジした番組「フリースタイルダンジョン」が人気を呼んでいる。

YOUTUBEにも随時アップされ200万再生を優に超える等、社会現象と言ってもいいレベルだ。

その波がついにアニメオタク界にも伝播し、アニソンに即興ラップを乗せ勝敗を決する「AMB -アニソンMCバトル-」が3/26(土)に新宿で開催されるという。

通常のMCバトルは相手への悪口や揚げ足取り、いわゆる「ディス」の応酬が基本だが、アニソンMCバトルはそのアニメ作品やキャラクターへの愛情や知識が大きな評価点となり、名台詞や名場面をリリック(歌詞)に盛り込むテクニック等で勝敗を決めていくとの事。

オーガナイザーであるアニソンクラブイベント「アニクラ」シーンの立役者、DJシーザーに話を伺った。

「元々MCバトルは昔からよく見ていて、アニソンDJを始める前からもよく行ってました。

HIPHOPとアニメ文化ってカルチャーとしての性質がそもそも似てるんですよ。

拘りが強かったり斜に構えてる人が多いところとか。

実際、僕もですがHIPHOPから流れてきたアニソンDJも物凄く多くて。

曲をディグる(レコードを掘り探すこと)のが好きなところも同じ。

ならMCバトルも成立するんじゃないかと常々思ってたのですが、フリースタイルダンジョンが流行ってる今こそ立ち上げるチャンスかなと。」

「ビートのループが主なHIPHOPとは違い、アニソンはメロディやコード進行が明確にあり曲の個性も強いのでMCバトルには向かないのですが、ラップを乗せやすいよう色々と工夫してやってみます。

初回は女性アイドルアニメなので、2次元への愛を語りたい方はぜひご参加下さい!」

初回のゲストには「フリースタイルダンジョン」で名勝負を繰り広げ大きな話題なっているラッパー「DOTAMA」、MCにはアニソンにラップを乗せニコニコ動画を中心に人気を博している「らっぷびと」を起用。

従来のMCバトルには存在しない「サビ」の概念を取り入れる等、HIPHOPとアニメオタクカルチャーを融合させた独特のルールで開催される「AMB -アニソンMCバトル-」、アニクラの新たな切り口となるのか目が離せない。

バトルに参加すれば歴史に名を刻めるかも!?

●イベント概要

AMB -ANIMESONG MC BATTLE- vol.1

3月26日(土)23:00 OPEN/START

会場:新宿club SCIENCE

参加費:

女性 ¥1000(1D付)

男性 ¥2500(1D付)

※コス参加の女性は入場無料(女性の男装も可)

※バトル参加の方も上記料金となります

▼JUDGE/LIVE▼

DOTAMA

▼MC▼

らっぷびと

▼DJs▼

シーザー

みねおか

TAKUMA

YU

etc