興味なしが多数派!? 大学生の半数以上が将棋のルールすら知らない! 「古臭い」「複雑で難しい」
今は、ネットやアプリでどこでも、誰とでも将棋が楽しめる時代です。だからこそ、今の若い世代も将棋のルールくらいはみんな知っているのでしょうか。それともやっぱり古いイメージがあって一度もやったことない人が多い? 今回は、大学生のみなさんに将棋のルールを知っているかどうか聞いてみました。
■あなたは将棋のルールを知っていますか?
はい 187人(46.2%)
いいえ 218人(53.8%)
知らない派が上回りましたが、ルールを知っている人も半数近くいるようですね。それぞれの意見をご紹介します。
■知らない派
●難しい!
・ルールが複雑で難しいから(青森県/大学2年生/女性)
・チェスならある程度分かるが将棋は動きが難しい(岡山県/大学4年生/女性)
・覚えようとして挫折した(千葉県/大学3年生/女性)
・詰将棋をやって苦手になった(埼玉県/大学院生/男性)
●関心が持てない
・チェス派だから(徳島県/大学院生/男性)
・古臭いイメージがある(北海道/大学3年生/女性)
・将棋をやろうと思ったことがない(福井県/大学4年生/女性)
・面白くなさそう(京都府/大学4年生/男性)
●周りがやらない
・遊ばないから(東京都/大学4年生/男性)
・周りにやっている人がいないため(埼玉県/短大・専門学校生/女性)
・周りに将棋をやっている人がいないので(千葉県/大学4年生/女性)
・教えてもらう機会がなかった(神奈川県/大学4年生/男性)
将棋は「おじいちゃんがするゲーム」というイメージがありますよね。周りでやっている人がいない限り、なかなか遊ぶ機会はないかもしれません。それに、ズラっと並んだ駒を見ると、どうしても難しそうに見えますよね。実際、覚えなければいけないことも多いですしね。
■知っている派
●教えてくれたのは…
・祖父から教わった(愛知県/大学2年生/男性)
・小学生の時に父親に教えてもらった(宮城県/大学4年生/男性)
・いとこに教えてもらった(東京都/大学1年生/男性)
・兄が親とやっているのを見て、興味がわいて教えてもらった(北海道/大学3年生/男性)
●学校で覚えた
・小学校で習った(東京都/大学院生/男性)
・将棋クラブに所属していた(香川県/短大・専門学校生/男性)
・ゲームクラブで老人会の人に教えてもらった(埼玉県/大学4年生/男性)
・小学校のとき、クラスで将棋大会をしていた(神奈川県/大学4年生/男性)
●テレビや漫画を見て
・マンガで覚えた(石川県/大学2年生/女性)
・NHKでいつも見ていた(長崎県/大学2年生/男性)
・父が将棋のテレビを見ているので(神奈川県/大学2年生/女性)
・囲碁ブームだったときに、いい機会だし一緒に覚えようと、本屋で将棋の漫画を購入した(愛知県/大学4年生/女性)
●夢中になれる
・プロになろうとしていた(千葉県/大学院生/男性)
・将棋は素晴らしい(岡山県/大学4年生/男性)
・戦術的な思考が楽しい(長野県/大学1年生/男性)
・将棋の楽しさや奥深さに魅了された(東京都/大学1年生/男性)
将棋好きが身近にいると、一緒にゲームをするようになりますよね。またいろいろなボードゲームを経験させてくれる学校にいると、自然と将棋の知識も身につきます。知れば知るほど簡単ではないゲームではありますが、だからこそ将棋は面白いんですよね。
平安時代にはすでにあったと言われている将棋。ちょっと古臭いイメージもあるかもしれませんが、現代まで残っているということは、やれば面白いということですよね。社会に出てからのコミュニケーションツールとしても使えそうなので、興味があるなら今のうちに覚えておくのもありかもしれませんね。
文●ロックスター
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2015年12月17日~2015年12月24日
調査人数:大学生男女405人