レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督が、『RadioUno』のインタビューで、セリエAについて「非常に競争力があって面白いリーグ」だと述べている。

「より良いプレーをしているのは、ナポリとフィオレンティーナだね。(マウリツィオ・)サッリ監督のことはうれしい。このレベルに来たのは遅かったが、彼はすべてに値する人だ。パウロ・ソウザ監督も見事にやっているね。でも、フィオレンティーナは11人のうち9〜10人が(ヴィンチェンツォ・)モンテッラ監督時代からの選手たちで、当時から彼らは攻撃的なポゼッションサッカーをしていた。ソウザはそこにプレスを加え、重心を高くしたんだ」

インテル、ユヴェントス、ローマについても言及している。

「(ロベルト・)マンチーニ監督はすべてを変えていかなければいけなかった。正しい糸を見つけなければいけないのは当然だ。だが、これほど多くの試合を1-0で勝つのは士気が高まるよ。自信につながる。遅かれ早かれ、インテルは良いプレーをするようになるだろう」

「ユヴェントスは最高のレベルに戻るはずだ。リーダーであり、大黒柱である選手を3人失って、すぐにリスタートするのは簡単じゃない。スクデット連覇を求めることはできないんだ。彼らはうまくやらなければいけない。それから競争力を取り戻さなければ。4連覇という素晴らしいことを成し遂げたのだから、移行のシーズンが1年あるのは普通のことだよ」

「ローマは私が率いたときのようにスクデットを争えるか? あれは特殊なシーズンだった。開幕から2連敗で(ルチアーノ・)スパレッティの後任を私が務め、見事な挽回でタイトルまであと15分というところまで来たんだ。だが、今はまた別のローマだよ。完全に新しくつくり直されている」