学生の窓口編集部

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9月23日、NHK「100分de名著」は伊集院光が登場。似たものキャラクターでぽっちゃり毒舌の自分自身と、マツコ・デラックス。なぜマツコデラックスばかりが人気で、伊集院は今いちブレイクしないのか、自虐的に語った。

伊集院によると、マツコ・デラックスが売れる理由は、男性の目線を、女性の視点を通じて伝えることが面白い。そして視聴者につきささるとのことだった。

伊集院は男性そのものなので、男性の視線しか発せられないが、マツコでラックスは男女どちらの意見も使い分けられるため、多くの視聴者に響き、幅広い層に人気があるとのことだ。

実際、マツコデラックスは自身が人気の理由を「男でもない女でもない立場から語れるから」と語ったことがあり、ジェンダーの問題が多く潜んでいそうだ。

とはいえ伊集院光も人気がないわけではなく、TBSラジオ「深夜の馬鹿力」は高聴取率ランキングで上位の人気番組。また伊集院は仕事をセーブしていると明かしており、週一回のラジオとクイズ番組、そしてその他1日ぐらいしか仕事をしておらず、あとは野球をして遊んでいる。

伊集院が売れていないと言うのは明らかに自虐のギャグだが、伊集院は太宰治についても語り、太宰治は男性にとって都合のいい要素が多く、女性の視点がないので入ってこないのではないかと語った。