学生の窓口編集部

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ケンブリッジ大学が、長距離走者の男性は生殖能力に優れている、という研究結果を発表しました。

この研究では、ハーフマラソンを完走した事のある542人の男女を対象に調査が行われました。その結果、速く完走した男性ほど生前に強いテストステロンという性ホルモンにさらされており、それにより強い循環器を持って生まれてきていることが分かり、さらにセックスドライブが強く、精子の数も多いと分かったそうです。

更に面白いことに、長距離ランナーの男性は、薬指よりも人差し指が長い傾向があることも分かりました。指の長さの違いは女性ランナーにも同じ傾向が見られたそうですが、男性の方がその傾向が強いそうです。

研究チームのダニー・ロングマン生物学博士は、持久力が生殖能力に大いに関係しているとし、「(科学の発達していない)古来狩猟採集の時代であれば、女性は男性の走る姿を見ることで、その持久力から生殖能力を判断できていたことだろう」と語ってます。

参考記事
http://www.dailytelegraph.com.au/lifestyle/health/long-distance-runners-make-the-best-partners/story-fnivsueo-1227350499691