デヴィッド・リンチ

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2016年に米Showtimeにてリバイバルが決定している大ヒット・ミステリー『ツイン・ピークス』。先月から今月にかけて二転三転の末、オリジナル版の監督を務めたデヴィッド・リンチのカムバックが決定したが、続いて新作のエピソード数が当初の9話から18話に拡大されることがわかった。

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英Digital Spyによると、新作の詳細は、ワシントン州で開かれたホラーファンのイベントCrypticon Seattleにてパネル・ディスカッションに参加した、キャストのシェリル・リー(ローラ・パーマー役)とシェリリン・フェン(オードリー・ホーン役)が明らかにした。

また新作の音楽は、オリジナル版を含め、『マルホランド・ドライブ』『ロスト・ハイウェイ』など、数々のデヴィッド・リンチ作品を手がけた盟友、アンジェロ・バダラメンティが担当すること、捜査官デイル・クーパー(カイル・マクラクラン)がチェリーパイを食べるシーンで有名になった実在のカフェ、Twede's Cafeが番組の舞台、ダブルR・ダイナーとしてよみがえることが合わせて紹介され、集まったファンを大いに喜ばせた。

リバイバル版が放送される予定の2016年はシリーズ・フィナーレから25年後にあたり、ローラが最終話でクーパー捜査官に向けた「25年後に会いましょう」という台詞を、はからずも実現することとなる。新作の18エピソードはシリーズ・フィナーレから25年後のツイン・ピークスの街を描くことになっており、脚本はリンチ監督と、前作の製作総指揮、マーク・フロストが共同執筆する予定だ。(海外ドラマNAVI)

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