国産銘柄豚ならではの旨味が凝縮されたとんかつは一口噛めば甘くジューシー、もう普通のとんかつには戻れない!?



ランチのロースかつ定食
南の島豚:『とんかつ 本家 あげづき』

神楽坂


ロースをひと切れ噛みしめたとたん、溢れ出す熱き肉汁。

これが赤身かと驚くジューシーさが『本家 あげづき』の真骨頂だ。

店主の保科剛氏は、17歳でとんかつ屋を志し、20年後の2010年に満を持して独立。熱心な研究の末辿り着いたのは、低温揚げだという。

「とんかつは揚げる油の温度で別物になりますから。スーパーの肉だって美味しくなりますよ」

仕上げに高温の油にくぐらせ、衣にシャンと張りを持たせる。「自分のとんかつはまだまだ旨くなる」と意気軒昂だ。




岩中豚ロースかつ膳¥2,000(税抜)。包丁を入れた時の音も小気味よいほど軽やか
岩中豚:『とんかつ 赤月』

南青山


とんかつのスタンダードを追求すること。女性でも食べやすく仕上げること。

それが店主の佐藤雅昭氏が定めた、この店の指針だ。

いざ口にすれば違いは明白。佐藤氏の揚げるとんかつの、衣の軽やかさはどうであろう。まるで削り立てのかき氷のような優しい食感を残し、スルリと胃袋へ消えていく。

とんかつの“骨太”なイメージを覆す、新感覚の逸品を是非。これなら、女性でもペロリと軽く平らげてしまいそうだ。




ロースかつ定食¥2,000(税抜)
やまと豚:『とんかつ ゆたか』

浅草


シンプル故に奥深いとんかつの基本は、ただ手間を惜しまず、丁寧に作ることだという。

自家製パン粉はサクッと軽く、上質なイ笋泙汎曉イ牢鼎ジューシー。

こまめに取り替えられている、綿実油を加えたオリジナルブレンドの揚げ油で、高温で一気に火を通す。

そんなとんかつは、藻塩で味わうのもおすすめ。ボリューム満点でありながら胃もたれがない、と評判だ。

丁寧な弛まぬ職人の姿勢から、このようなとんかつが生み出されるのだろう。

カニコロッケ、海老や帆立のフライのほか、焼物などの一品料理も充実。