『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007年)や『ゴールデンスランバー』(2010年)など、これまでに宮城・仙台市を舞台にした作品を次々と発表してきた伊坂幸太郎(原作)と中村義洋(監督)。昨年3月11日に発生した東日本大震災を経て、5月に映画化の企画を立ち上げると、これまで共に映画を作ってきた仲間や仙台サポーターが再集結し、8月末からわずか8日間というタイトスケジュールで被災地・仙台にてオールロケを敢行。いよい