「うちの本棚」、今回は横山光輝のロボット作品『サンダー大王』を取り上げます。その後に描かれた氏の代表作数作のアイデアの元になったという本作。作品のルーツを探る上でも貴重な作品といえるでしょう。本作は昭和46年に秋田書店の「冒険王」に連載されたもの。作者自身のコメントによればその後の『バビル2世』『マーズ』といった作品に発展するアイデアを含んだ作品ということだ。確かに読んでみるとアトランティス大陸の神