YouTubeチャンネル「黄昏放浪記」が、「【花の万博】2027年国際園芸博覧会の事前予習で1990年の国際花と緑の博覧会跡地で緑の万博を勉強してきた!」と題した動画を公開した。動画では、1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会(花の万博)」の会場跡地である花博記念公園鶴見緑地を訪れ、現在も残る施設や各国の庭園の遺構を紹介している。

動画は、大阪メトロの鶴見緑地駅前からスタートする。駅構内の巨大なモザイク壁画や、当時の公式キャラクターである「花ずきんちゃん」がデザインされたマンホールが現在も残されており、開催当時の熱気を偲ばせる。
2027年に横浜で開催予定の「国際園芸博覧会」の予習として、同じく花や緑をテーマにした過去の万博跡地を巡るという趣旨の内容である。

広大な公園内を自転車で進むと、万博開催時には「国際陳列館」として使用されていた花博記念ホールや、シンボルタワーである「いのちの塔」が見えてくる。かつては展望塔として登ることができた「いのちの塔」だが、老朽化により「10年ぐらいずっと閉鎖されたまま」と説明し、時間の経過を感じさせる現状を伝えた。

続いて足を運んだのは、日本最大級の温室である「咲くやこの花館」だ。館内は熱帯雨林や高山植物など多様な気候帯が再現されており、熱帯花木室のハイビスカスや、サボテンが並ぶ乾燥地帯の植物などを鑑賞できる。その後、公園の奥に広がる「国際庭園」エリアへ移動。一般的な万博終了後はパビリオンが解体され更地になることが多い中で、この場所は「国ごとの庭が残っている」と述べ、中国やオランダなど各国の特色ある庭園建築が遺構として公園内に点在する光景を収めている。

かつての万博会場が、30年以上の時を経て市民の憩いの場である広大な公園として定着し、自然と調和した遺構となっている様子が記録されている。2027年の横浜での開催に向けて、自然環境をテーマにした万博がどのような遺産を未来へ残すのか、そのヒントを垣間見ることができる有意義なレポートとなっている。

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