金融教育家の塚本俊太郎氏が、自身のYouTubeチャンネルにて「【徹底解説】70代の資産運用「これはダメ」毎月10万円取り崩しても資産は約24年もちます」と題した動画を公開した。動画では、70代に向けた資産運用の基本として、お金を増やすことよりも「減らさず、使いやすくする」ことの重要性を説いている。

70代の資産運用において、塚本氏は「10年置いておけるお金なら、いつからでも遅くありません」と語り、高齢からの投資も十分に選択肢となると説明する。そのうえで、資産を「いつ使うか」によって3つに分類することを提唱した。具体的には、3年以内に使うお金は預金、3~10年先に使うお金は定期預金や個人向け国債、10年より先まで使わないお金は全世界株式などに振り分けることが重要だという。

動画内で特に注目すべきは、運用しながら取り崩すシミュレーションである。毎月30万円を5年間積み立てて運用し、その後毎月10万円ずつ取り崩していくケースでは、資産は「約24年8ヶ月」もつという結果が示された。塚本氏はこのデータを用いて、運用を続ければ資産寿命は意外と長いという事実を明らかにした。

さらに、70代が「やってはいけないこと」として、窓口で勧められた商品をその場で買うことや、毎月分配型の投資信託や外貨建て保険の購入、個別株や暗号資産といったリスクの高い投資に手を出すことを挙げた。これらについて塚本氏は「スキルが必要な投資は、70代では割に合いません」と断言し、強く警鐘を鳴らしている。

塚本氏は最後に、判断能力が低下する前に代理人を決めておくなど、口座の整理や家族との共有も不可欠だと述べた。70代の資産運用は、単に利益を追求するのではなく、安心して生活するための「守り」の姿勢と、万が一に備えた「整理」こそが最大の鍵となるようだ。

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元金融庁金融教育担当で、現在は金融教育家の塚本俊太郎です。 このチャンネルでは、普通のひとが学ぶべきお金の知識・判断力(金融リテラシー)について発信しています。金融リテラシーの柱は、家計管理、ライフプランニング、資産形成の3つ。金融リテラシーを身につけて、お金を賢く活用しましょう。 毎週水曜18時に動画アップ予定です!