実質賃金の増減率の推移厚生労働省が7日公表した9月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、物価変動を考慮した1人当たりの実質賃金は前年同月比0.1%減で、2カ月連続のマイナスだった。電気・ガス料金を抑える政府の補助金の効果で物価上昇は鈍化し、前月の0.8%減(確報)よりも減少幅は縮小したが、物価高が上回った。従業員30人以上の事業所に限ると0.6%増で2カ月ぶりのプラス。ただ厚労省の担当者は「補助