今年で37回目を迎えた東京国際映画祭が28日、都内で開幕した。オープニング作品「十一人の賊軍」(白石和彌監督、11月1日公開)主演の山田孝之(41)が、軽妙かつ作品の本質を伝える話術で観客と世界の映画関係者を沸かせ、作品のみならず映画祭初日の“顔”となった。女優デビュー23年の綾瀬はるか(39)と同25年の菊地凛子(43)は、意外にも初参加の同映画祭で、華やかな衣装で鮮烈な1歩を踏み出した。◇◇◇