毎日決まった頃にグラウンドに現れ、同じ時間をかけて肩をつくっていく。西武で球団記録の194セーブを積み重ねた守護神・増田達至(36歳)の偉大さについて、10歳下の後輩で同じリリーバーの水上由伸は言う。「増田さんは毎日、肩をつくる時間が一緒です。僕は気分で『今日はこれをしよう』という感じなので、そういう面で増田さんはすごいなと思いますね」12年間の現役生活を終え、ファンに別れのあいさつをする増田達至[俊寺1]