◆JERAセ・リーグヤクルト2―5広島(3日・神宮)スタンドから降り注がれた温かい拍手を一身に浴びた。引退試合に臨んだヤクルト・山崎晃大朗の打球はゴロで一、二塁間を抜けた。0―1の3回先頭で大瀬良の直球を右前打。「泥臭く内野安打でも何でもいいのでHマークがつけばいい」。渋い当たりに“らしさ”が詰まっていた。さらに2―5の9回2死で最後の打席が回ると、森浦の直球を左前に運び通算356安打目。有