30日の東京株式市場で、日経平均株価の下げ幅は一時前週末比1900円を超えた。自民党の総裁選中に金融所得課税の強化などに言及した石破茂元幹事長が新総裁に決まり、売りが優勢となった。午前の終値は1849円22銭安の3万7980円34銭と大幅下落。新総裁を迎えた最初の東京市場は大荒れとなり、石破氏にとって波乱の船出となった。27日午後の取引では、自民党総裁選で「アベノミクス」の継承を掲げる高市早苗