日本の女子高生5人のチームが提案した加速器実験の企画書が、欧州合同原子核研究所(CERN)の高校生向け国際コンテストで最優秀賞を受賞した。5人は今月、スイス・ジュネーブに招かれてCERNで実験を行った。チームは女子学院高(東京)2年の松下千穂里さんがリーダーを務める「サクラパーティクルズ」の5人。火山やピラミッド、原子炉などの内部構造の「透視」に使われる素粒子「ミューオン」を、安価に検出できる