27日の東京外国為替市場の円相場は、自民党総裁選の開票結果を受けて乱高下する展開となった。日本銀行の利上げ方針に反対する姿勢を示していた高市経済安全保障相が第1回投票で首位になったことから、午後2時半頃、1ドル=146円台半ばまで下落した。東京株式市場では円安が好感され、日経平均株価(225種)は上げ幅を拡大。午後3時、前日比903円93銭高の3万9829円56銭で取引を終えた。しかし、午後