先月8日、北朝鮮人1人が、漢江の河口付近の南北中立区域を経て韓国に亡命した。また、20日にも、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士1人が軍事境界線を越えて韓国に亡命した。一帯に地雷が埋設され、警戒が厳しい軍事境界線を越えての亡命は極めて困難だ。にもかかわらず、それが相次いだ話は、北朝鮮国内でも広がっている。それを知り、「羨ましい」との反応を示したのは、中国との国境に接する両江道(リャンガンド)の人々だ。かつて