現行の会計制度は、大企業やその株主向けの内容となっています。そのため、中小企業がそのまま活用すると、必要以上の課税所得を作ることになりかねません。本記事では、税理士である稲垣保氏の書籍『可視化会計 本当の利益を掴む術』(総合法令出版)より一部を抜粋・再編集して、中小企業の社長であればしっかりと把握しておきたい「利益の区分」について解説していきます。ある社長と税理士との会話決算打ち合わせ時によくある