中国の全国人民代表大会(全人代、国会に当たる)常務委員会は13日、働く人の退職年齢を今後、15年間をかけて3〜5年引き上げることを決めた。国営新華社通信が報じた。70年以上変わってこなかった中国の働く期間が、高齢化による労働人口の減少に促される形で転換点を迎えた。ただ、社会の反発も予想される中で、慎重さも目立っている。13日に可決された方針は、現在男性60歳、女性50歳(女性幹部は55歳)となっている中国の定