皇居の外周には9つの門があり、正門(二重橋)から時計回りに桜田門(さくらだもん)、半蔵門(はんぞうもん)、乾門(いぬいもん)、北桔橋門(きたはねばしもん)、平川門(ひらかわもん)、大手門(おおてもん)、桔梗門(ききょうもん)、坂下門(さかしたもん)となる。それぞれの門には役割があるとされ、ここで紹介する「乾門」は“皇居の通用門”とも呼ばれ、さまざまなクルマやトラックが出入りする。では、江戸城の時代