現在、パ・リーグ独走中のソフトバンクにあって、気になることと言えば4番を打つ山川穂高の不振だろう。本塁打こそリーグトップの19本を放っているが、打率.223はリーグワースト2位である。小久保裕紀監督も「山川の不振は長い」と言うほど、いまだ完全復活の兆しを見せていない。では、今シーズンの山川がこれだけ苦しんでいる理由はどこにあるのか。かつて名コーチとして多くのスラッガーを育てた伊勢孝夫氏に、山川の現状に