19日の未明、深夜2時過ぎという時刻にロシアのプーチン大統領が北朝鮮の首都平壌(ピョンヤン)の空港に到着し、金正恩総書記がこれを出迎えた。一国の首脳が他国を親善訪問する時間帯として、これは極めて異例である。しかも、このような時間帯に到着する相手を、受け入れ国の首脳が直接空港まで出迎えに行くというのも尋常ではない。まさに、これは「戦時下の国家元首が警戒心を強めつつ、重要かつ緊急な用件で同盟(に相当する