円借款契約から10年を経て導入されたマニラLRT1号線のCAF製第4世代(4G)車両。2023年7月のデビュー以来一気に同線の主力車両となった(筆者撮影)安倍政権のもと「オールジャパンインフラ輸出」が叫ばれていた2016年、とある日本タイドの円借款案件に日本企業が入札しないことが話題になった。2013年にL/A(借款契約)調印(約432億円)されたフィリピンの「マニラ首都圏大量旅客輸送システム拡張事業」のうち、LRT1号線に対する