今年2月、女子バスケットボールの日本代表は世界予選でグループ1位となり、パリ五輪への出場を決めた。チームを指導した恩塚亨ヘッドコーチは「これまでの経験から選手を怒る指導は非効率であることに気づけたから、パリ五輪の予選も勝つことができた」と語る。ジャーナリストの島沢優子さんが聞いた――。(後編/全2回)■「子ども扱い」されていると感じていた選手たち(前編から続く)筆者は仕事柄、スポーツ指導者や保護者と