角田裕毅は、目の前にそびえ立っていた『11位の壁』をいとも容易く乗り越え、オーストラリアGP決勝で7位入賞を果たしてみせた。いや、正しくいえば、いとも容易く見えるほどに完璧なレースで、高い壁を乗り越えてみせた。「今週末は走りはじめからスムーズに、マシンに対する自信をビルドアップすることができましたし、ずっと安定してトップ10にいられるマシンだったと思います。これは間違いなく、すばらしい準備をしてくれ