20代のころに良性のしこりを右胸にみつけ、定期検診にも通っていた片山枝美さん。仕事や日常生活の忙しさから2、3年検診に行かず、ある年の夏に自分で左胸に違和感を抱き、乳がんが発覚しました。「がんになったことで自分の人生を見つめ直し、自分らしく生きられるようになった」と語る片山さんの背景には、何があるのでしょうか? 発症の経緯や治療内容、そして病気を通して変化していった価値観などのお話を聞きました。 ※本