小川町和紙体験学習センターの中庭で、楮の皮を干す研修員の中野晴実さん(右)と内田茜さん(撮影:河野博子)手すき和紙作りでは、真冬の11〜2月に楮(こうぞ)を刈り取り、蒸してから皮をむき、乾かすなど手すき作業に向けた準備を進める。楮は全国的に生産量が激減し、各地で「地楮(地元産の楮)」作りに注目が集まるが、楮畑が広がるには課題が山積。そこで、和紙の里・埼玉県小川町では、地元の観光業者と大学が手を組み、