順天堂大学。山下り6区の重責を担うのは、2年生の氷見哲太選手。順天堂には昨年6区を経験した選手は残っているのだが、未経験者が堂々のエントリーを果たした。この氷見選手。なんとレース当日1月3日が誕生日、しかもこの日二十歳を迎える記念の日に箱根の山を駆け下る。「前回も6区を走る可能性はあったんですが、12月に調子が上がらず最後にメンバー落ち。今回こそは」と腕を撫す。 陸上競技を始めたのは中学