北朝鮮の国営米屋こと「糧穀販売所」は、市場に奪われていた穀物流通の主導権を取り戻し、供給を円滑にして、価格を安定させる目的で設置、再整備されたものだ。首都・平壌にあるものはそれなりにうまく行っているが、地方では順調とは言い難いようだ。平壌のデイリーNK内部情報筋によると、市内の中区域にある糧穀販売所では、先月上旬に5日間、下旬に2日間、計2回の穀物販売が行われた。上旬にはコメ4000北朝鮮ウォン、トウモロ