児童福祉施設や里親家庭で育つ子どもは、全国で2万4000人にのぼる。この春も2000人の18歳が社会に巣立った。彼らは住居や仕事、お金の悩み、将来への不安を抱えながらも懸命に生きている。大人の手助けを必要とする若者への支援を続けるNPO法人「夢の宝箱」(本部・横浜市)代表の土濃塚達也さん(35歳)に話を聞いた。(ルポライター・樋田敦子)●代表もケアリーバー「自分で養護施設を運営したい」児童養護施設や里親など、社会