世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への献金被害を訴えてきた108人が7月31日、教会側に対し、返金や慰謝料など計約35億7700万円の損害賠償を求める調停を東京地裁に申し立てた。全国統一教会被害対策弁護団(団長・村越進元日弁連会長)が同日、発表した。2023年2月以来、裁判手続きによらない迅速な解決を求めて、1次〜4次と集団交渉を続けてきたものの、実効的な回答は得られなかった。事務局次長の阿部克臣弁護士は「各地区の