うつ病を発症して「公務災害」の認定を受けた元国家公務員総合職の女性(28)が7月27日、安全配慮義務違反があったとして、国家賠償法などに基づき、国を相手取り約1586万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こした。原告側によると、女性は大学卒業後の2017年4月、国家公務員総合職として環境省に採用された。翌2018年6月、福島地方環境事務所に配置換えとなり、恒常的に長時間労働を余儀なくされるようになったという。2