地球に小惑星が接近することは珍しくありませんが、大きなサイズの小惑星が隕石(いんせき)として地球に衝突すると甚大な被害が出る可能性があるため、天文学者らは地球に接近する小惑星を常に監視しています。ところが、「2023 NT1」と呼ばれる20階建てのビルサイズの小惑星は、2023年7月13日に地球から月よりも近い位置を通過したにもかかわらず、天文学者らは2023 NT1が通過してから2日後まで接近に気づくことができなかったと報