「晴れの日が続いて欲しい」。そんな何気ない一言が男性を刑務所へと追いやった。北朝鮮の平安南道(ピョンアンナムド)の粛川(スクチョン)にある製塩工場。晴れるのを望むのは当たり前のことだが、それがお上の逆鱗に触れた。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。化学工業省塩工業管理局傘下の南陽(ナミャン)製塩所では、黄海の海水を引き入れ天日で乾燥させる入浜式の天日塩田で、食用塩や、苛性ソーダ、塩酸