北朝鮮には国営と民営のレストランがあるが、そのいずれもが苦境に立たされている。海外からのヒトとモノの流れを完全に止めてしまった極端なゼロコロナ政策が、経済に深刻なダメージを与え、客が激減しているからだ。そんな中で生き残ろうとするレストランは、ある種の「個室」を活用している。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、清津(チョンジン)市内中心部にある有名