【▲ 図: アーク風洞試験の様子。ノズルから超高温のプラズマを材料に照射することで、大気圏突入時の環境を実験室で再現している。 (Image Credit: 東京理科大学) 】マッハ5 (6200km/h) を超える極超音速で大気中を飛行する航空機や宇宙船は、機体表面と大気との接触により数千度を超える超高温にさらされます。この超高温に耐性を持つ材料として、これまでは炭素繊維強化炭素複合材料が利用されてきました。この材料は高い耐熱性