多発性硬化症は脳や脊髄、視神経に繰り返し炎症が起きて、神経組織が壊されてしまう病気です。有病率は10万人のうち8~9人ほど。日本では発症が稀な疾患であるため、病名を聞いたことのない方も多いでしょう。発病年齢は30才前後と若年層に多く、男女比は1:3で女性に多い疾患で、原因は不明です。視神経障害による視力の低下や手足のしびれが見られます。多発性硬化症と診断され、現在闘病中のあすかさんに、現在の生活や、