ふだんの食卓には、ごはんと具だくさんのみそ汁、漬物の「一汁一菜」があれば十分。料理研究家・土井善晴さんによる提案は、日々の献立づくりに悩む女性たちを、「おかずは何品もつくらなきゃ」「家族の喜ぶメニューを考えなきゃ」というプレッシャーから解放してくれました。土井善晴さんの「一汁一菜でよい」に至るまで5月に発売された新書『一汁一菜でよいと至るまで』(新潮社刊)は、土井さんがそうしたスタイルに行き着くま