※この記事は2020年09月07日にBLOGOSで公開されたものです 新型コロナウイルスによって社会が大きく揺れていた7月末、東京工業大学准教授で社会学者の西田亮介氏が『コロナ危機の社会学』(朝日新聞出版)を上梓した。本書はコロナ禍において、不安が蔓延していく中で、不確かな情報によって政治や行政が混乱していく様を記録した一冊だ。 今回、新型コロナによって浮き彫りになった政治・行政の課題は何なのか、また、それらを